12月24日(土)、石蔵ブックカフェ開催しました。
鹿児島では前日から大雪注意報が出ておりました。当日、南さつま市では降雪はありませんでしたが非常に寒く、雨も断続的に降るという「できるだけ外出したくない天気」の日だったので、「絶対お客さんは少ないに違いない」と予想していました(暇な時間に仕事ができるよう、PCを持参していたほどです(笑))。
ところが、確かにお客さんは少なかったですが、常連さんが次々とご来店されました。「今日はさすがに休もうかと思ったけど、仕方がないから(笑)来た」というお客さんも。石蔵ブックカフェはすっかり月に一度の談笑の場として定着しております。ありがとうございます。
今回の特集テーマは「年末年始に開きたい本」でした。長編とかですね。年末年始にはご実家に帰ってゆっくりされる方が多いと思いますが、けっこう暇ですよね。テレビも駅伝以外は全く下らないものばっかりですし(独断)。というわけで長編を年末年始のお供にするのはどうでしょう? という特集です。
『ジャン・クリストフ』『レ・ミゼラブル』なんか長くていいですよ(笑) 19世紀のヨーロッパ小説は短編も多いのですが、有名なのは長いのが多いです。当時の新聞や雑誌の連載システムが影響しているのでしょうか。
それから今回、ミニ特集として海軍もの(一部陸軍も)が並びました。この『帝国陸軍将軍総覧』『帝国海軍提督総覧』はかなり参考になります。ちなみに真珠湾攻撃が12月8日ですので、年末は太平洋戦争勃発を振り返るのにもいい時期です。
今回、「南薩の田舎暮らし」では、いつものジンジャーエールシロップに加え、南薩コンフィチュール(ジャム)が3種類並びました。「ライム」「ジンジャー」「ブルーベリーと木苺」です。ジャムが3種類もあるのはすごく珍しいのです。全種類お買い上げいただいたお客様もいらっしゃいました。
また、今月も「やさしい時間」によるオリジナルカレンダーの販売がありました。動くサンタの人形とツリーも飾っていました。
当日はクリスマス・イブだったのですが、我々(つばめ文庫+南薩の田舎暮らし)はクリスマスに背を向けているため(笑)、何もクリスマスっぽいものはなしで臨みました。
そして何より今回皆様に申し訳なかったことは、石蔵がむちゃくちゃ寒かった、ということです。もちろんエアコンはガンガン運転していたのですが、壁が石だからなのか、エアコンがなかなか効かず、私(南薩の田舎暮らし 窪)などは、足下からの底冷えに耐えるのが精一杯でした。毎年のことではありますが、申し訳ありません。
いつもは、いろんなドラマが起こる石蔵ブックカフェですが、今回はそういうこともなく、次々とご来店される常連さんと「よいお年を」と挨拶するくらいのことで時間が過ぎました。それはそれでよかったと思います。
次回は1月28日(土)10:00〜19:00です。それでは今年一年、お世話になりました。また石蔵でお会いしましょう。よいお年を!!
【今日の一冊】
角田光代『ツリーハウス』
柳 宗悦『南無阿弥陀仏』
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