6月22日(土)、石蔵ブックカフェ開催しました。
梅雨まっただ中での開催で、天気を心配しましたが当日は薄曇りでホッとしました。しかし今年の梅雨はなんだかおかしいですね。線状降水帯の発生によって、台風みたいな雨がもう2回も降っています。梅雨って、こんなに激しい雨が降るもんでしたっけ…? 何も災害がないことを祈っています。
そして実は、私(南薩の田舎暮らし 窪)は、石蔵ブックカフェ当日は朝からへばっていました。というのは、前日、「明日は石蔵だからここまで終わらせないと!」と無理な農作業をした結果、軽い熱中症になってしまったのです。やっぱり無理は禁物ですね。
症状は軽かったので病気みたいではありませんでしたが、さすがに体がだるく、石蔵ブックカフェは半ば休憩みたいな気持ちでやっていました。来ていただいたみなさん、冴えない感じですみませんでした。
今月の特集は「文庫本がいっぱい」でした。岩波文庫や講談社学術文庫が並んでいる様子はとてもいいものです。見た目にもキレイですし、内容もしっかりしたものだらけ。岩波文庫なんて読んだことないなー、という方は、なんでもいいので岩波文庫を10冊読んでみてください。きっと自分が賢くなったような気がします(笑)
ところで、当日は近隣でイベントが開催されていたようです。まずは、川辺の「タノカミステーション」の2周年感謝祭。
【参考】タノカミステーション
たくさんの出店があり、また夜の部では飲み放題のイベントもあったようです。とても多くの方で賑わった様子。石蔵ブックカフェも、周年イベントをちゃんとした方がいいかもしれませんねー。
もう一つが、これも川辺の旧勝目郵便局・旧椎原医院を会場とした「和<なごみ>レトロ・モダン」というイベント。旧勝目郵便局舎をリノベーションする取り組みの一環です。こちらも多くの人で賑わったようです。
【参考】勝目郵便局舎の再生日記 Instagram
というわけで、近隣のイベントに人が流れたからなのかどうなのか、今月の石蔵ブックカフェも人が少なめでした(泣)しかし、頑張っている方々が繁盛するのはいいことです。私は何しろ当日バテていてヤル気ゼロでしたから、お客さんが少ないのもやむを得ない!
今回、南薩の田舎暮らしでは「ブルーベリーと木苺(きいちご)」のコンフィチュールを販売しましたが、こういうのも一切POP(宣伝文句)を付けていませんでした。召し上がった方が「これすごく美味しかったです!」と言って下さったのですが、せめて「オススメです」くらい書いておくべきだなあと反省しました。
さて、夕刻から開催予定の「卵好きが集う会」は、結局事前のお申し込みがなかったため開催いたしませんでした。「卵好きの人の意見を聞いてみたい」という方はいたのですが…残念&申し訳ありません!
この「○○好きが集う会」については、これまで開催したりしなかったりですが(←申し込みが少ないため)、実はとても関心を持たれているんです(←意外!)。でも、夕刻開催だと都合が合わないという方も多いみたいなので、次回は試験的に午前中に開催してみます。そのテーマは、「神社」! あそこの神社がステキだった、こちらの神社は歴史が古い、など、神社について情報交換してみませんか。
**神社好きが集う会**
7月27日(土)10:30〜12:00@丁子屋石蔵(石蔵ブックカフェ内) ←時間注意
↓申し込みはこちら(3名以上の申し込みで開催決定)【要申込】
今回、お客様の数は少なかったですが、その分、一人ひとりとゆっくりとお話することができました。別に話をするために石蔵ブックカフェをやっているわけではないとはいえ、やっぱり人と話すといろいろな刺激を受けます。夕刻には少し賑わって、いろんなところでおしゃべりに花が咲いていました。
人と話すっていうことは、人間にとって最大の娯楽だなあとつくづく感じます。それも、ただ四方山(よもやま)話をするのではなくて、本を媒介にした会話って、本のことが話題の中心でなくても、とってもいいものですよね。
といっても、石蔵ブックカフェは、単なる本屋+カフェなので、別段「交流の場」ということは謳っておりませんし、こちらから積極的に話しかけることもありません。買うだけ・見るだけで結構です。どうぞお気軽にお越し下さい。
次回は、7月27日(土)10:00〜19:00。また石蔵でお会いしましょう。
【今日の一冊】
フランツ・カフカ著/高橋義孝訳『変身』
源信著/花山信勝訳注『往生要集』
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