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執筆者の写真南薩の田舎暮らし

拡大版「絵本と蓄音器」第2日目

石蔵ブックカフェ拡大版「絵本と蓄音器」の全日程が終了しました。とりあえず大過なく終えられたことにホッとしています。


人数は正確には集計していませんが、たいへん多くの方にお越しいただきました。しかも地元の方ではなく、けっこう遠くから来られた方が多かったような…。本当にありがとうございました。



古書リゼットの奥さん(絵本の主担当)は、昨日は私用にて急遽来られなかったのですが、本日いらっしゃって、ディスプレイを抜本的に見直されていました。メリハリがきいて、より手にとってもらえる配置になった気がします。同じ商品を売るのでも、やっぱり見せ方って大事です。カフェ部門の方も、ちゃんと見せる努力をしなければいけないと改めて思いました。


そんなわけで、1日目はたくさんの本の中に紛れていた「100かいだてのいえ」のシリーズが目玉として見せられていました。このシリーズ、今すごく人気なんですよ!



かこさとしさんの「からすの○○やさん」シリーズも2日目に表に出たものの一つ。(写真では「どろぼう がっこう」が偶然表になっていますが、この下に「からすの○○やさん」シリーズが平積みになっています)


最近見ないような気がしますけど、このシリーズも名作ですよ! からすなのにカラフルなのが面白いです(笑)



こうして本の並びが変えられると、1日目には目に入らなかった本に気づくのが不思議です。というわけで1日目は気づかなかったけど2日目に見つけた本がこちら。『さがせ! 日本の歴史』という絵本。


これは、要するに『ウォーリーをさがせ』と発想は同じで、探すのが歴史上の人物とか特徴的な民衆の姿になっているというものです。精緻な絵柄で歴史上の場面が描かれていて勉強にもなるし、勉強を考えなくても子どもには面白い本です。ちなみに作者が建築を勉強した人で、建物の描写に異常に力が入っているのがまた面白いです。




それから、今日の目玉はなんといっても「蓄音器コンサート」でした。56人ほどご来場いただいたと思います。35〜40人くらいかなと思っていたので、大盛況でした! ありがとうございました!


会場の石蔵がちょっと広く、音響の点で蓄音器には不利だったかもしれませんが、みなさん耳をそばたたせて、ジックリと音に集中していました。お忙しい中、素晴らしい蓄音器の音を響かせていただいた前田家さんには大感謝です!


しかしひとつ大きな誤算があって、今日がかなり暑い日だったため、会場が蒸し風呂のように暑かったということです。扇風機を回しましたが、扇風機の音が邪魔で音響に差し障りがありましたしね…。お客様と前田家さんには、大変ご迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした。でも熱中症で倒れる人がいなくてよかったー。


そんなこんなで、大盛況の2日間でした。今回初めて「拡大版」という企画をやってみて、またこれからの活動のヒントも得られましたし、多くのご新規のお客様とも出会うことができ、本当によかったです。ありがとうございました!


次回からはまた通常通り、毎月第2金曜日の開催となります。次回は7月13日(金)です。丁子屋石蔵にてお待ちしております。

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