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執筆者の写真南薩の田舎暮らし

年の瀬の開催。辞書、カレンダー、カルタ、カブ

更新日:2020年12月30日

12月26日(土)、石蔵ブックカフェ開催しました。すっかり年の瀬ですが石蔵ブックカフェは平常通りの開催です。


当日の朝はビシーっと霜が降った12月らしい寒さでしたが、日中は寒さも緩み、この時期としては暖かな陽気でした。石蔵の中より外の方が暖かかったです。


今回の特集は、「あんな辞書・こんな事典」ということで、いろんな辞書・事典が並びました。普通の漢字事典や英和辞典に混じって、ちょっと普通の本屋さんでは見ないような事典(例えば『キリスト教神学事典』とか)があるのが古本の面白いところですね。


正確な書名を失念してしまいましたが、古い『図案辞典』をぱらっとめくってみると、そのデザインセンスが独特でびっくりしました。下に載せたページは、動物に関する図案で、特にサルとイルカ(?)なんかモダンですよねー。一方、コウモリはなんとなくぞんざいな感じ。どんな場面に使うことを想定した図案なんでしょうね。



事典といえば、『鹿児島大百科事典』も置いていました。


南日本新聞社が総力を挙げて製作した鹿児島の郷土知識の集大成。郷土史や地域研究を行う際は、まずこれを引いてから調べるのが基本ですね。もちろん私(南薩の田舎暮らし 窪)も持っています。



それから、今回は急遽、長屋(加世田郊外の山奥)にある「やさしい時間」のマスターが、自作のカレンダーを出張販売しました。



「やさしい時間」のマスターは「楽描き家(らくがきか)」を名乗っていて、自分で描いた絵をあしらったカレンダーを自作しています。2021年版はなんと1000部印刷したそうです。それが8割方売れているということなので、その販売能力にビックリしました。石蔵ブックカフェも見習わないといけない…!



そして、特集テーマとは別に今回の隠れた目玉商品がこれ! つい先日発売されたばかりの『鹿児島偉人カルタ55』と『はじめての郷土料理』(写真がぼけていて申し訳ありません)。※もちろん新刊。


鹿児島のフレッシュな出版社「燦燦舎」の渾身の2冊です。特に『偉人カルタ』の方は私も既にゲットしていて、かなりオススメです! こういう郷土カルタは絵柄を小中学生なんかが描いていることが多くて、絵柄に統一性がなくクオリティがいまいちなことが多いですが(でもそれが却っていいという人もいる)、これは絵柄がしっかりしているのが特徴です。


鹿児島の正月遊びの新定番となるはずのものですので、まだお手元にない方はぜひお求め下さい。


※『はじめての郷土料理』も大変な力作ということですが、私はまだ読めていません。


そして、今回は「かぼちゃ」と「カブ」も販売しました(←これが私の本業)。今回のオススメはカブの方です。キレイな大玉がたくさん採れたので持っていったんですが、けっこうすぐ売り切れました。100円だったのでかなり安かったですしね!


もっと持っていけばよかったと思いました。買えなかった方、すみませんでした!


今回は、朝から晩までほぼひっきりなしにお客様がいらっしゃり、用意したお菓子も全部売り切れました。用意した量がそんなに多くなかったとはいえ、石蔵ブックカフェ開始以来、初めてのことだったかもしれません。ありがとうございます!!


そんなこんなで、今年一年お世話になりました。常連のみなさん、会場を貸して下さっている丁子屋のみなさん、ありがとうございます。来年もまたよろしくお願いいたします!


来年1回目は、2021年1月23日(土)10:00〜19:00に開催です。また石蔵でお会いしましょう。

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