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執筆者の写真南薩の田舎暮らし

大型本は迫力十分

2月22日(土)「猫の日」に、石蔵ブックカフェ開催しました。


朝はあいにくの雨で、設営時はけっこう濡れてしまいましたけど、営業が始まったあたりから小降りになり、午後は快晴になりました。気持ちの良い気候でよかったです。


今回の本の特集は「視覚で捉える —大型本の魅力—」でした。前回は文庫の特集だったので過去最高冊数でしたが、今回は一冊一冊が大きな大型本(当たり前)、もしかしたら過去最少冊数だったかもしれません! 数は少ないですが迫力は十分でした。



中でも気になったのがこちら。"AN ATLAS OF RARE CITY MAPS"(貴重な都市地図帳) ざっと見たところ、都市の機能や構造(都市デザイン)を都市の地図から読み解く、というものらしいです。都市地図を眺めているだけで歴史や地理や文化などいろいろなことが思い浮かんでくるような気がします。



それから目玉商品がこちら。「こどものとも」500号記念でつくられた1〜50号の復刻版セット(ただし1冊欠けている模様)。初期の「こどものとも」では瀬田貞二さんが結構頻繁に書いていることに気づきました。『三びきのこぶた』とか『三びきのやぎのがらがらどん』とか(この2つは翻訳)。再話の『かさじぞう』とか。名作がどんどん生まれた時代ですね〜。



大型本ということで、つばめ文庫小村さんの趣味であるガンダム本も! お客さんとガンダムの話で盛り上がっていました。



今回の石蔵アカデミアは「カレーなるインド料理の世界」。南さつま市地域おこし協力隊の岩崎泰依さんによるお話です。岩崎さんのインド愛が炸裂した講演でした。まさかほぼ毎食インド料理を食べていたとは…。そしてサリーに身を包んでの登場。すごい!



鹿児島でインド料理を食べるべき理由、というのが面白くて、特に「オクラ・カリフラワー・グリーンピースのカレーを売りにしない鹿児島のインド料理店はバカ!」という過激発言が飛びだしたのがよかった(笑)


こういった食材は東京では高いのでとてもじゃないけどカレーに使えないが、インドでは大変人気があるメニューだそうです。カリフラワーのカレー食べたい(ちなみに、インドではカレーの具材は単品が原則だそう)。


ところで今回、バレンタインデー(1週間以上過ぎてるけど)特別企画ということで、ドリンクご注文の方にチョコレートを振る舞いました。「これ買いたい!」って方も多かったのですが、容器も準備していなかったしご要望にお応えできずすみませんでした!



そしてカフェ部門の目玉は年に一度のお楽しみ「たんかんオランジェット」の販売でした。今年はたんかんの品質(特に外観)がイマイチのため製造量が少なく、リアル販売としては今回が最後でした。1枚300円ということで高級なお菓子ですがお買い上げくださったみなさま、ありがとうございました!!



ところでところで! 実はこのブックカフェの日には、鹿児島の古書界には大ニュースがありました。昨年から開店準備が進んでいた新しい古書店「猫待屋(ねこまちや)」がこの日オープンしたんです。谷山駅の近くにある、女性店主のお店です。「古書と消しゴムはんこ」の店とのこと。


Twitter: @nekomachiya


私もはやく行ってみたいと思っています!


さて、次回は3月28日(土)。また石蔵でお待ちしています。


【今日の一冊】

『空から見たかごしま—鹿児島県航空写真集』

『くらべてかんがえる』安野光雅さく、遠山 啓 監修

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