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執筆者の写真南薩の田舎暮らし

午前ゼロ、午後大盛況! 客商売は難しい。

更新日:2019年8月28日

7月27日、石蔵ブックカフェ開催しました!


数日前梅雨明けして、急に真夏になってしまい、とっても暑い日でしたが石蔵の中はクーラーが効いているので快適でした。でも設営時は汗でびしょ濡れでした。着替え持ってきててよかったー(笑)



前回準備が遅れ気味だったので今回は万全の態勢で臨みました…が、どうしてか午前中にはお客様が全くいらっしゃらなくて、寂しかったです。先月は開始直後からひっきりなしにご来店があってご飯を食べる暇もないほどでしたが、今月は閑古鳥が…。


客商売って難しいですね……。


本当に全くお客様が来ないのでやけくそになり(?!)、昼前には近くの「萬来ラーメン」から出前をとって石蔵でラーメンを食べました。石蔵で食べるラーメンは格別です。



実は午前中、「麺類こそ文明的な食べ物だ!!」という熱弁を振るった後だったので、ラーメンに感じる文明の味もひとしおでした。


【参考】『麵の文化史』石毛 直道 著 (※店主の読書メモブログ)

https://shomotsushuyu.blogspot.com/2015/07/blog-post_31.html


そんな感じで激ヒマな午前中でしたが、午後には急に混み出しました。石蔵アカデミア 第4回「バックパッキングの楽しみ—アゼルバイジャン食事録編」のお客様です。今回の石蔵アカデミアはあまり広報をしなかったのでちょっと少なめかなーと思っていましたが、蓋を開けてみれば満員御礼で30名ほどの方がお越しになりました!



そして、川下さんの話がまたびっくりの連続で、ちょっと他の人には真似の出来ない豪快な旅っぷりに衝撃を受けた人多数だったようです! 私(南薩の田舎暮らし 窪)は講演は聴けなかったのですが、講演後の雑談を聴いていても十分びっくりしました(笑)



ところで今月の特集は「女の力」でした。「女」にフォーカスを当てた選書で、この特集のためにつばめ文庫さんはわざわざブックオフの108円本で女流文学関係の本を仕入れて来てくれていました。例えば向田邦子の文庫本とかですね。108円で仕入れて150円で売ってましたので、これはあまり儲けがない仕入れなのですが、お客様のために労を厭わないのが立派です。


そういえば2年前、石蔵で「罪深き愉しみ」という本のイベントを開催したとき、自身「私は向田邦子の生まれ変わりなんじゃないか」と思うほどの向田邦子の大大大ファンであるチサトさんが激推ししていたのが向田邦子『父の侘び状』。今回『父の詫び状』がこうして仕入れられ並んでいたので迷わず買いました! 2年前に「『父の詫び状』は絶対読みます!」と言っていたのでこれでその約束(?)が果たせます。


【参考】ブックトーク「罪深き愉しみ」での本を(いまさら)ご紹介 |南薩の田舎暮らし ブログ

https://nansatz-kurashi.blogspot.com/2018/01/blog-post.html



ちなみに特集とは別に、今回石蔵アカデミアのテーマが「旅」だったということで、旅に関する本もちょっと集めてミニ特集になってました(写真を撮るのを忘れていましたが…)。それで、次回から石蔵アカデミアと特集のテーマを関連づけようという話になっています。まあ完全にリンクさせるというわけではありませんが…。ご期待下さい!



そして、こちらも特集とは無関係ですが、今回は画集・写真集も並んでいました。私が特に気になったのは、『正チャンの冒険』などで有名な椛島勝一さんのペン画集です。陰影の濃いリアリズムの画面で、グッと引き込まれます…!



さて次回8月24日(土)の石蔵アカデミアでは、なんと中学3年生が登壇します。また石蔵でお会いしましょう!


【今日の一冊】

『女子の古本屋』岡崎武志

『女と刀』中村きい子


 

石蔵アカデミア第5回 えっ⁉ そんなことも⁉ 意外と知らない! 鳥達の事実

普段からよく目にするスズメ、ハト、カラスなどの鳥達。身近な鳥達にもあまり知られていないことがたくさんあります。例えば、カラスはマヨネーズが好きすぎて人の家から盗みをはたらきます。他にも鳥達の、えっ⁉そんなことするの⁉ということが…。詳しくは講話で…。

話 者:加藤 卯月

日 時:8月24日(土)13:30〜14:30

場 所:南さつま市加世田 丁子屋石蔵(喜八蔵)

申 込:不要

参加費:石蔵ブックカフェで1ドリンクオーダー

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