9月26日、石蔵ブックカフェ開催しました。
一ヶ月前は茹だるような暑さでしたが、今月は、もうすっかり秋の気候でした。季節が変わるのは本当に早いです。
今回は、全国の古書市はもちろん、オシャレ系の(?)本イベントでもおそらくはまだやられていない、挑戦的な企画が実施されました。本を色ごとに並べてしまおう、というものです。
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“カラフル・ブックワールド”へようこそ!
配置を工夫するだけで、変化に富む様々な彩りの空間を演出できる本。その効果をもって、自然と気分まで変えることが出来るのではないでしょうか。そういった、これまでと違う“新しい本の楽しみ方”をご提案する特集…というか、企画です。その場の空気感を味わってみてください。
↑こんな感じです。青系の本だけずらーっと並んでいる、というこの光景、なかなかないです。本屋さんでも、図書館でも、もちろん自分の本棚でもこういう並べ方は普通はしないですね〜。新鮮です。(ただし、(受験の)赤本が並んでいるのは時々書店で見ますね(笑))
この、本が青・赤・黄に並んでいる様子がとても面白いです。そして、ハリー・ポッターが、寒色系と暖色系で、置いてある棚が違うのもいいですよね(実用性はともかくとして)。
そして、色で分けるということは、自然とノンジャンルになるわけです。小説・ノンフィクション・児童書・エッセイなどなど、脈絡なく並んでいました。これは、わかりにくいとも言えますけど、探す楽しみもありますね〜。
ただ、硬派な古い本などは、自然と茶色くなってしまうため、カラフルがテーマの今回はありませんでした(笑)
ちなみに、私(南薩の田舎暮らし 窪)は、「見た目は面白いけど、売上はどうなんだろう。こうして色毎に本が並べられていると、本のタイトルが頭に入ってこない感じがするかも…?」と最初は正直心配していました。
しかし! 意外なことに本の売り上げはよかったのです。意外と、色分け配置って本が手に取られやすいのでしょうか…?! やってみなければわからないものです。
ちなみに今回、絵本も結構多く準備されていました。そしてかなり売れていました。最近、お子様連れや、若いお母さんがよくご来店していて、絵本の売れ行きがいいですね! ちなみに子ども用にパックジュース(100円)も準備していますのでぜひご利用ください。
それから、残念ながら写真に撮るのを忘れていたのですが、当日、会場の丁子屋さんでは、砂像製作が行われていました。接客で忙しくて話を聞くことができなかったのですが、「吹上浜 砂の祭典」がコロナのために中止になったことで各地に砂像を作っている…ということではないかと思います。
今回は、あまり事前広報もしなかったのですが、たくさんのお客さんに来ていただいて(しかも適度に分散してくださった)、本当に有り難かったです。
そしてスッカリ忘れていたのですが、来月10月で石蔵ブックカフェは3周年を迎えます。それで、本来なら3周年企画で何かしたいところですけど、既に準備期間もないため、1ヶ月遅れで11月に何かしたいと思っております(笑)
そんなわけで、次回は10月24日(土)10:00〜19:00にいつも通り開催です。また石蔵でお会いしましょう。
【今日の一冊】
『ぼくは「つばめ」のデザイナー―九州新幹線800系誕生物語』水戸岡 鋭治
『南極にいどむ―アムンセンとスコットの物語』文・堂本 暁子 、 絵・木川 秀雄
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