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  • 執筆者の写真南薩の田舎暮らし

つばめ文庫との別れを惜しんで

2月24日(土)、石蔵ブックカフェ開催しました。当日は2月にしては寒くなく、天気もよい穏やかな日でした。天気に恵まれるのが、イベントごとには一番大事です。


さて、今回は特別な会でした。予告していたとおり、石蔵ブックカフェを共同開催してきたつばめ文庫の、最終営業日になっていたからです。



というわけで、つばめ文庫としての最後の特集テーマはこちら!

「14年間売れなかった本!」



そういうのを「不良在庫」といいますよね(笑)


つばめ文庫・小村さんもけっこうたくさんあるんじゃないかと思っていたそうです。ところが! 面白いもので、実際に探してみるとあんまりなくて、この写真の分でほとんどだったようです。



つばめ文庫は、元々「旅」をテーマにした古本屋でした。そこで当初の在庫は旅に関する本が多かったのですが、こうして見てみると「旅」というより「冒険」「探検」ですね。この不良在庫の本たちからは、つばめ文庫出発時に目指していたものが感じられます。


今回は、つばめ文庫最終営業日ということで、特別な企画も行われました。フリーアナウンサーの柳佐知さんのインタビューによる「教えて小村さん」という動画撮影です。



こういうインタビュー、新しいことを初めたばかりの人に行われるのはよくありますが、最終営業日にするっていうのは珍しい! 小村さんの子どもの頃のあだ名とか、私(南薩の田舎暮らし 窪)も知らなかった新たな小村さんの一面を知ることが出来ました。


≫インタビューの動画はこちら(インスタ動画。いつまで視聴可能なのかわかりません)。


ちなみに、上の動画で明らかになっていると思いますが、小村さんは今後、「RITA 出水麓」という宿で働くそうです。原点である「旅」に関わる仕事をするわけですね! 人生って不思議。


RITA 出水麓


さらに今回、つばめ文庫最終営業とは関係ありませんが、テレビの取材もありました。



夕方6時からの番組「情報WAVE かごしま(NHK)」の中の、「ローカルフレンズ」というコーナーでの取材です。南薩の田舎暮らし・窪が、案内人=ローカルフレンズとして南さつまを紹介する一環で、石蔵ブックカフェも取材してもらいました。


実際の放映は短い時間でしたが、石蔵ブックカフェが賑わっている様子がテレビに映ってよかったです。


さらに、小村さんへの餞(はなむけ)として、常連さんによる弾き語りライブもありました。



昔を懐かしむような歌詞のオリジナル曲が、お別れの場に似つかわしくてよかったです。ありがとうございました!


また、当日は多くのお客さんがつばめ文庫/小村さんに対してお花・お菓子・記念品などをひっきりなしに持ってこられました。


皆さんに愛される店だったというのが伝わってきます。私も、せっかくだから最後に気の効いた記念品を渡そうということで、特別に「石蔵ブックカフェ トートバッグ」を作りました。



SUZURIというサービスで作ったので、もし万が一欲しいという方がいたら、少しだけ販売しますので、こちらからご購入ください。



それから、つばめ文庫最終営業を記念してかどうか、定かではありませんが(笑)、今回、南薩の田舎暮らしでは「無農薬・無化学肥料のたんかん」の秀品を販売いたしました。



いつもは、ネット配送に使えないB級品を安値販売しているのですが、今回はネットに出している品を(ネットよりは安く)販売しました。これ、意外と初めてのことです。


さらに、南薩コンフィチュール「ブラッドオレンジ」を特別に製造・販売。見た目が美しいのですごく売れ行きがよかったです。ありがとうございました。



こんな感じでてんこ盛りの一日でした。閉店時間(19:00)を過ぎても名残を惜しむ人々が話に花を咲かせ、最後には残っていた人たち全員で記念写真を撮りました。


ちなみに、石蔵ブックカフェではこれまで全く記念写真を撮ったことがなかったんです。ネットに載せてもらいたくない人もいると思うのでここには掲載しませんが、小村さんと撮った初めての記念写真でした。



さて、つばめ文庫とのコラボはこれにて終了となりましたが、石蔵ブックカフェ自体はまだまだ続きます! つばめ文庫の後任として、天文館の古本屋「ブックスパーチ」さんが来月から石蔵に来て下さいます。


ブックスパーチ


ちなみに「パーチ」とは「止まり木」のことだそうです。「つばめ」から「止まり木」へ。石蔵ブックカフェはなんだか小鳥に縁がありますねー。


ブックスパーチさんは、次回の石蔵ブックカフェで早速読書会(かごどく)を開催してくださいます。ご関心のある方はぜひご参加下さい。


第6回かごどく:3月23日(土)10:30〜 @石蔵ブックカフェ

ゆるく楽しく本を紹介する場。定員8名。詳しくはこちらへ↓


内容が盛りだくさんになってきましたが、最後の案内です。石蔵ブックカフェの夕刻を利用して開催したりしなかったりしている「○○好きが集う会」ですが、次回のテーマは「ラーメン」です。私はラーメンは大好きですが、ざぼんラーメンとうまかっちゃんくらいしかわかりません(店名とかをすぐ忘れてしまう。言われたら思い出すんですが…)。美味しいラーメン屋をぜひ教えてくださいね。


**ラーメン好きが集う会**

3月23日(土)17:30〜19:00@丁子屋石蔵(石蔵ブックカフェ内)

↓申し込みはこちら(3名以上の申し込みで開催決定)【要申込】


さて、営業も終わり、撤収作業をする頃には、冷たい雨が降り始めました。鹿児島では、何かをはじめようとする時に雨が降ることを「島津雨」と呼んで吉兆とみなしております。小村さんの新しい旅立ちを祝福する雨になりました。小村さんの新しいステージでのご活躍、楽しみですね!


それでは、次回の石蔵ブックカフェは3月23日(土)10:00〜19:00です。また石蔵でお会いしましょう。


【今日の一冊】

マクス・ミラー著 山本政喜 訳『ベーリング海の霧と人』

外山 滋比古 著『ことわざの論理』



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