3月9日、石蔵ブックカフェの開催でした。
ちょっと風は肌寒かったんですが、すっごくいい天気で、気持ちの良いカフェになりました。お越しいただいたみなさま、ありがとうございました!
今回の特集は「海外文学」でした。文学というより、ミステリや気軽な小説が多かったですかね。珍しいところでは、我が南さつまが映画の舞台となった「007は二度死ぬ」もありましたよ!
「つばめ文庫」さんはこの特集のため普段より多めの本を準備してくださっておりました。机もたわんでいます…!
そして実は、裏の特集が雑誌「銀花」の特別セールでした。
季刊「銀花」は、1967年創刊で「日本の美意識」を追求する雑誌。1970年代の雑誌黄金期のリード的な存在だったと思います。杉浦康平さんがずっと表紙をデザインしていて(最初期を除く)、杉浦デザインの代表的な仕事ともなっています(全く私個人の主観です)。
この「銀花」、今でも根強い人気があり、特に1970年代初期のものは高値がついていますが、この日は一部を除き全て500円均一で放出されました…!
でも後でつばめ店主小村さんは、「あー、もうちょっとちゃんと値付けしておけばよかった」と地味に悔やんでいました…。それくらい、お得な機会でした。
そんなわけで、「銀花」が飛ぶように売れていました。うちでも2冊購入。でも本当はもう少し買いたかったなあ。この雑誌は、普通の単行本3冊分くらいの情報量がありますし、きれいな写真で頭に入ってくるので、暇な時に眺めていたらそれだけで教養が高まっていきますよ。本当にオススメの雑誌です。
一方、「南薩の田舎暮らし」が担当するカフェスペースでは、今回は「たんかんオランジェット」の販売をメインに頑張りました。でもオランジェットだけでなく、シロップやジャムのギフトのご用命もいただき本当に有り難かったです。
そんな「南薩の田舎暮らし」ですが、前回から「読書雑貨」をほんのちょっとだけ置いていますので今回はそれをご紹介します。
まずは、「読書記録しおり」!
これは、もう見たまんまですけど、昔の図書館の貸出カードを模しているのが特徴(笑)
でもうちの子(小2)に聞いたら、今の図書室はバーコードで管理しているので、このカードは見たことがなく、「これ何?」とのことでした。映画『耳を澄ませば』で主人公の雫と聖司を繋ぐ役割を果たしたのがこの貸出カードですが、映画が理解されなくなる日も近いですね…。
次は読書記録ノート。中身がどうなっているのかはお楽しみ。読書派=猫派というほど、本好きには猫好きも多いですから、猫のデザインです。
それから、みんな大好きマスキングテープ、の本がデザインされてるやつ。読書にあたって、マスキングテープを使うことはないでしょうけど…(笑)
そして最後は、ちょっと高級なしおりです。
最近、しおりが家に少ないんですよねー。わかります? だってAmazonで本を買うと、リアル本屋さんで買うのと違ってしおりをつけてくれないんですもん。
だから、しおりも長く使えるものを大事に使ってみてはどうでしょう? というわけでこんなしおりも入荷してみました。
そして実は、しおりについては既に別のプロジェクトも始動しています。また後日ご案内しますね!
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