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執筆者の写真南薩の田舎暮らし

GWはいい天気でありますように!

4月23日(土)、石蔵ブックカフェ開催しました。


前日はとーってもいい天気だったのに、当日は朝から雷が鳴り響く豪雨でした。また、前日までは夏のような気候だったのでアイスドリンクが出るのでは? と氷をたくさん準備していましたが、当日は肌寒いくらいでほとんど冷たい飲み物のご注文はなかったです。


イベントごとは農業以上に(!?)天気次第なところがあります。読めないですね〜。



今月の特集は「連休目前!じっくり読みたい本 -長編小説・学術書・専門書・古典 等-」でした。長編小説としては、岩波文庫赤版、学術書・専門書は講談社学術文庫が多かったです。


岩波文庫赤版(海外文学)の19世紀の小説は特に長いものがけっこうありますよね。今回販売されたものだけでも、ロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』、ヴィクトル・ユゴー『レ・ミゼラブル』、スタンダール『赤と青』、トマス・マン『魔の山』なんかは長いです。19世紀の西洋において、小説は有閑階級の女性の暇つぶしだった…とよく言われますが、今とは違ってじっくりと小説に浸る時代だったのかもしれませんねえ…。


小説は長けりゃいいってもんではありませんが、長い小説を読む余裕があるってのは間違いなくいいこと。そんなGWを過ごしたいものです。



それから、目玉商品がこちらバートン版『千夜一夜物語』です。



文字通り千の物語が入っているわけではなかったと思いますが、とにかく長い。今回の特集は一応「連休の間にゆっくり読む本」という趣旨でしたが、『千夜一夜』は、連休中にずーっと読んでも読み終わらなさそうです(笑)


ところで、今回の石蔵ブックカフェに合わせて丁子屋さんの方で講演会が開催されました。講師は、世界を自転車で巡った“自転車野郎”であり、南さつま市議会議員でもある加藤 彰さん。数年前南さつま市に「地域おこし協力隊員」として赴任され、その縁で市議にまでなっちゃった個性的な方です。30名くらい聴講されたみたいです。


そして、丁子屋さんでは、今後も石蔵ブックカフェに合わせて隔月(できれば毎月)に、講演会を開催する予定だとのことです(来月の予定も決まっていたみたいですが、チラシをいただくのを失念して内容がわかりません!)。


以前、石蔵ブックカフェでも独自に「石蔵アカデミア」という取組をしていたので、講演会を毎月開催していくことの大変さはよくわかります。丁子屋さんのご配慮は本当にありがたいです。無料で開催するそうなので、みなさんぜひお越し下さい。



ところで、4月22日〜24日の3日間は、マルヤガーデンズでも恒例の「Book Gardens」が開催されており、つばめ文庫も出店していました。こちらもあいにくの天気だったので売上的には厳しかったかも…?


そしてGW本体も、今のところ雨や曇りが予想されていますね。各地でいろいろな催し物が用意されているところですから、主催者の皆さん方は気が気じゃないだろうなあ…。ここ南さつま市でも、年に一度の大イベント「吹上浜 砂の祭典」が開催されますので、(石蔵ブックカフェは無関係ですけど)ぜひいらして下さい。


【参考】吹上浜 砂の祭典

本当は晴れて欲しいですが、GWが雨ばっかりだったら、しょうがないので読書三昧の休日にしましょうね。


次回は5月28日(土)10:00〜19:00の開催です。また石蔵でお会いしましょう。


【今日の一冊】

宇野哲人『中国思想』

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