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執筆者の写真南薩の田舎暮らし

茹だるような猛暑の中で

8月22日(土)、石蔵ブックカフェ開催しました。


茹だるような暑さが続いている鹿児島です。当日も、近隣では一時激しいスコールが降ったようですが、ここ万世は晴れが続き、暑い一日となりました。しかし石蔵内は冷房が効いていて快適でした。こんな日こそ石蔵ですね!


今回の特集は「誰でも気軽にたのしく! -雑誌・ムックあれこれ-」。いろいろな雑誌が並びました。



その中でも、オススメなのが雑誌『太陽』や『銀花』。こういう雑誌は、「最近の流行りはこれだ!」みたいなのとは違って、内容としては普遍的な(いつまでも価値がある)ものがまとめられていますし、今では古本でしか手に入らないものですから、まさに古本屋にうってつけのものです。



それから、古本屋でしか手に入らない雑誌と言えば、飛行機の機内誌ですね(正確にはそのバックナンバー)。当日は、SKYMARKの機内誌と、JALかANAかの機内誌がありました(すみませんあやふやで)。昔のJAL/ANAの機内誌って、結構力を入れて作られていて、面白い雑誌でしたよね。今はどうなっているのかよく知りませんが…。



特集とは違いますが、事前の告知ではこれまでと比べバツグンの反応をもらっていたのが、あまんきみこ『車のいろは空のいろ』です。タクシー運転手の松井さんが遭遇する不思議な物語……っていうより、小学校の国語の教科書に載ってる「白いぼうし」の話といった方がわかりやすいでしょうね(笑)


この話は皆さんの心に鮮烈な印象を与えていることが今回よくわかりました!



ちなみに今回、つばめ文庫は奥様がPOPをいくつも書いていらっしゃいました。古本屋のPOPというのは「労力の割には意味がない」というのがセオリーです。なぜって同じ本が何冊も売れるわけじゃないですからね。でも古本屋こそPOPがあったら面白いと思うんです(毎回やっている「今日の一冊」の取り組みもその考えです)。


奥様のPOPは、内容だけでなく、つばめのマスキングテープを使うなど見た目も工夫されていて本当に素晴らしい取り組みだと思いました!



ちなみに、奥様のPOPが素晴らしいなと思ったので、いつもなら一冊しか選ばない「今日の一冊」を、私(南薩の田舎暮らし 窪)は二冊選んでしまいました。というのは、選んだやつが午前中の早い時間に売れてしまい、ステキなPOPがたくさんあるのに「今日の一冊」がなかったら寂しいなと思ったので。


二冊目に選んだのがこちら「たくさんのふしぎ」(雑誌)の『ぐにゃぐにゃ世界の冒険』(瀬山士郎 文・タイガー立石 絵)です。トポロジー(位相幾何学)では、猫と同型の物は何か? という込み入ったテーマなんですけど、それを小学生にも分かるように絵本にしています。



さて、告知しておりまましたように、今回までが夜間の試験営業でした。


改めて説明すると、これまでの営業時間は10:00〜18:00でしたが、これを20:00までに延ばすかどうか検討するため、6〜8月の3ヶ月間は、試験的に20:00まで営業したんです。


結果的には、「夜間、お客さんが全く来ないということもないけど、賑わうことはなく、大きな需要はなさそうだ」ということになりました。ですが、「この時間しか来られないんです!」という方もいるのも事実。


……というわけで、次回からの営業時間は10:00〜19:00ということで、1時間延ばしてみることにしました。この営業時間でしばらくやってみようかと思います!



次回は9月26日(土)10:00〜19:00です。また石蔵でお会いしましょう。


【今日の一冊】

『宇宙図』[Newton別冊]

『ぐにゃぐにゃ世界の冒険』(瀬山士郎 文・タイガー立石 絵)[たくさんのふしぎ]



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