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執筆者の写真南薩の田舎暮らし

石蔵に新しい風。ブックスパーチをよろしく!

更新日:3月25日

3月23日(土)、石蔵ブックカフェ開催しました。


当日は、曇りの予報でしたが朝から雨が降り始め、搬入を終えた時点で大雨になりました。昼頃には雨が上がりましたが、夕方からまた小雨がぱらつきはじめました。そのためか、お客さんはいつもよりちょっと少ない感じ。



さて、前回、これまで6年半にわたり石蔵ブックカフェを共同開催してきたつばめ文庫さんが卒業されました。今回から本はブックスパーチさんが担当します。レイアウトなどはそれほど変わったわけではないのですが、雰囲気は結構変わった感じがしました。


【参考】ブックスパーチ


なお、つばめ文庫さんと一緒に卒業したものがあります。それは私(南薩の田舎暮らし 窪)のOlympusのカメラ! オートフォーカスがなんだかうまく機能しなくなってしまったので、14年ほど使ったカメラもお役御免にすることになりました。なので、前回までと写真の感じが変わってしまいました(今回はiPhone7で撮影しました)。


さて、今回は早速新たな取り組みがありました。当日10:30〜12:00、「かごどく」という読書会が開催されたのです。



「かごどく」は、ブックスパーチの諏訪田さんが主催している読書会です。みなさんオススメの本を紹介していました。


私は初めて読書会を間近で見させてもらいましたが(参加はしていません)、みなさんが穏やかにやりとりされる様子が印象的でした。今流行りの「自己アピール」的なコミュニケーションとは対極にあります。読書会ってこんな感じなんですねー。



今回の本のテーマは、「初めましてのご挨拶」ということで、ブックスパーチの自己紹介的な内容。 これまで企画した読書会の課題本(新刊)や南日本新聞に連載されたコラム「南点」なども展示されました。初回だからなのか、本の売れ行きもよかったようです。


ちなみに、ブックスパーチの新刊の棚で見つけたのがこちら、『アルテリ』という熊本の文芸誌です。渡辺京二さんと石牟礼道子さんが中心になっていて、地方文芸誌の水準を遙かに超えた本格誌でした。(実際、全国で販売されています。)



広告がほぼなかったのも本当にいい感じでした。こういう文芸誌が鹿児島でもできたらいいのですが…。


【参考】『アルテリ』の編集室をしている橘書店の当該ページ


それから、夕刻の時間を利用して開催する「○○好きが集う会」については、今回は「ラーメン」がテーマでした。鹿児島にはラーメン好きが多いから人が来るかも? と思っていましたが……、蓋を開けてみれば申し込みはゼロでした。まあ、特に広報もしてませんからね。


じゃあ次回はちょっとマニアックなテーマにしたいなあ…と思っていたところ、常連さんと雑談する中で出てきたのが「ザ・ストリート・スライダーズ」です。(その場でYouTubeで聞かせてもらいました。)



ザ・ストリート・スライダーズは2000年に解散していますが、2023年に結成40周年を記念して、1年間限定で再集結して様々な活動が行われました。そして来月4月にはその活動がフィナーレを迎える予定とのことです。特に4月6日の日比谷公会堂でのライブはWowow! でも中継されるとか。


【参考】The Street Sliders 40周年記念サイト


というわけで、次回の「○○好きが集う会」のテーマは「ザ・ストリート・スライダーズ」です。なお「○○好きが集う会」は、○○好きが集まってただ語ったり聞いたりするというシンプルな会です。どうぞご参加下さい!


**ザ・ストリート・スライダーズ好きが集う会**

4月27日(土)17:30〜19:00@丁子屋石蔵(石蔵ブックカフェ内)

↓申し込みはこちら(3名以上の申し込みで開催決定)【要申込】


※私自身はこのバンドを全く知らなかったので、上の説明に間違いがあったらすみません。

【追記】東川隆太郎さんが参加予定で、トークショウ的に語ってくれるようです。お楽しみに。


最後にお知らせです。4月13-14日(土日)、マルヤガーデンズにて「Coffee Life」という催しが開催され、ブックスパーチも出店します(他、古本屋はミツバチブックス、猫待屋の計3店舗)



イベントの詳細はこちらをご覧ください。


ブックスパーチの参加により、ややマンネリ化していた石蔵ブックカフェにも新しい風が入ってきました。私も何か新しい取り組みをしてみたいと考えています。「石蔵ブックカフェを利用してこんなことをしてみたい!」というようなご提案もお待ちしておりますので、お気軽にご連絡ください。


次回は4月27日(土)10:00〜19:00。また石蔵でお会いしましょう。


【今日の一冊】

佐原ひかり『人間みたいに生きている』

ブルーノ・エルンスト著、坂根厳夫 訳『エッシャーの宇宙』




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