特別なお客様「Hさん」との別れ
- 南薩の田舎暮らし
- 7月26日
- 読了時間: 4分
7月25日(土)、石蔵ブックカフェ開催しました。梅雨明け後、とにかく暑い日が続いています。全国的には酷暑(最高気温が40度以上の日)も散見される中、南九州は最高気温35度程度なのでマシな方なのかもしれませんが、やはり暑いです。その上、梅雨明け後全く雨が降っておらず、植物は枯れかけている有様。こんな日には出かけたくありません。そんな中での開催でした(苦笑)

10:30〜12:00は「ネイル好きが集う会」の予定でしたが、私(南薩の田舎暮らし 窪)はこのところの暑さですっかりヘバっていたので、たいした告知もせず、結局申し込みはゼロでした。私とは違って告知をしてくれていた佐藤美菜子さんに申し訳ない…!
今回は、特別なことがありました。石蔵ブックカフェ開始当時から、これまで3回を除いて毎月来て下さっている「Hさん」が最後のご来店だったのです。Hさんは86歳で、さすがに一人暮らしが危ないということで大阪の妹さんのところに引っ越すことになったそうです。これまで入退院を繰り返しながらも、なんとカブ(バイク)で来ていました。杖を突いていてすっかりヨロヨロしているのにカブを乗りこなしているのが凄い。でも危ない!

ともかく石蔵ブックカフェにとって特別なお客様であるHさんの門出ということで、記念のボールペンを制作してお渡ししました。お渡ししたらこの笑顔!

「こんなんまで作るの!?」とびっくりしていました。損得で考えたら赤字ですけど、いちいち収支を考えていたら人生面白くないですからね。大阪でも石蔵ブックカフェのことを時々思い出してもらえたらと思ってボールペンにしました。最近ボールペンをなくしてばっかりと言ってましたが、これはなくさないで欲しいです(笑)
最後は、メーターが一周している(つまり10万キロ以上走った!)愛車のカブで颯爽と帰られました。前カゴに杖を入れているのが斬新なスタイルです。Hさん、大阪に帰ってもお元気で!!!

今回の特集は「不穏な本」でした。内容が不穏な小説などが中心でした。写真は撮っていませんが『故人サイト』という本が興味深かったです。死んだ人が残したWEBサイトについての本(ノンフィクション)ですが、残ったデジタルデータってなんだか扱いに困りますよね。もちろん現物も困る時がありますが、デジタルの場合、未だこうすべきっていうセオリーがないような気がします。

今回の石蔵ブックカフェでは、もう一つ特別なことがありました。2024年2月まで石蔵ブックカフェを共同で運営していたつばめ文庫の小村さんのご一家が来て下さったのです。2歳のお子さんも連れてきてくださいました。いやー2歳児すごいです。ずっと走り回ってました。その元気を分けて欲しい。

変な姿勢の写真なのは、走り回っている2歳児も一緒に画角に収めたかったからですが、くるくると走り回っていたため断念しました。小村さんの横にかわいらしい2歳の女の子を頭の中で補ってください。
ところで、今回は外が暑すぎたこともあり、残念ながらお客様の数はとても少なかったようです。まあ、いつも少ないと言われればそうなんですけど……。そこで丁子屋のおばあちゃんのお話をずっと伺っていたのですが、途中でこの前見たTVで〜という話になり、それが宇宙の始まりや宇宙の未来(縮小するのか膨張し続けるのか、みたいな)の番組だったのです。おばあちゃんは、その番組を見ながら内容をノートに丁寧にメモしていて、そのメモを見ながらお話しされました。
テレビを見ながらノートに内容をまとめる100歳、すごいです! しかもそのメモが、走り書きのようなものではなくて、ちゃんと文章になったメモなのです。自分なりに内容をまとめつつテレビを見るって相当な知的能力を要すると思いますし、そもそも100歳なのに新しいものを学ぼうという向学心がすごい。そのメモは「人様に見せるようなもんじゃないから」と固辞されて写真を撮らせてもらえなかったので、みなさんに見せられないのが残念です!
というわけで、次回の「○○好きが集う会」は、「宇宙好きが集う会」を開催することにしました。ビッグバン、インフレーション理論、ダークマター、虚数時間、対称性の破れなど、宇宙について語っていると人間の社会がどうでもよくなるという効能(!?)がありますね。ぜひ語ってみてください。
**宇宙好きが集う会**
8月22日(土)10:30〜12:00@丁子屋石蔵(石蔵ブックカフェ内)
↓申し込みはこちら(3名以上の申し込みで開催決定)【要申込】

次回は8月22日(土)10:00〜19:00。きっとまた暑い中の開催になると思いますが、よかったらお越し下さい。また石蔵でお会いしましょう。
【今日の一冊】
今村夏子『あひる』
釈徹宗『不干斎ハビアン』





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