top of page

忘れたくないことはメモりましょう

  • 執筆者の写真: 南薩の田舎暮らし
    南薩の田舎暮らし
  • 11月25日
  • 読了時間: 4分

11月22日(土)、石蔵ブックカフェ開催しました。


このブログではたびたび伝えていますが、石蔵ブックカフェは2026年1月の回で100回を迎えます。長い間ご愛顧いただきありがとうございます(というほど、お客さんが多いわけではないですが(笑))。実は100回記念としてこれまでの歩みをまとめたフォトブックを製作することとしており、今回の石蔵ブックカフェではスタッフやお客さんの写真を撮るなどしていたため、本やカフェの様子を撮った写真がほとんどありません。


ree

10時30分から開催予定だった「国書刊行会好きが集う会」は、申し込みが1名だったので開催されませんでした。計画しておいていうのもなんですが、申し込みする人はいないだろうと思っていたので、1名でもいたのはすごいです。国書刊行会の方、喜んでください!


次回は、うって変わって地元ネタ。「平川動物公園好きが集う会」を開催します。子どもが小さい頃には大変御世話になった平川動物公園ですが、最近は私は行っていません。どんな風になっているのでしょうか。特に遊園地の遊具は老朽化してないか心配です。というわけで、平川動物公園について語ってください。


**平川動物公園好きが集う会**

12月27日(土)10:30〜12:00@丁子屋石蔵(石蔵ブックカフェ内)

↓申し込みはこちら(3名以上の申し込みで開催決定)【要申込】


ree

今回の特集テーマは「哲学」でした。ブックスパーチの諏訪田さんは哲学について憧れがありながら、なかなか本は読めていないということでした。私(南薩の田舎暮らし 窪)は、20代の頃にだいぶ哲学の本を読みましたが、最近はさっぱりで、せっかく苦労して読んだ本はほとんどを忘れてしまいました。哲学のようなテーマは継続的に読み続けないと「なんだったっけ?」ってなりますね。


それと関係あるようなないようなですが、この3年ほどで、諸子百家の思想を改めて読み直しました。といっても『論語』は省略したんですが、『墨子』、『韓非子』、『管子』、『孟子』、『大学・中庸』、『孫子』、『老子』、『荘子』を読みました。20年ぶりに読みなおしてみて、若い頃とは全く違った受け取り方になっていたのが自分でも驚きました。ドゥルーズなんかもまた読み直したら違う感じがするのかもしれません。


ree

写真を撮るのを忘れていたのですが、ある常連さんが「家にあったDVD、いらないから持ってきた。ここでタダで配ったら?」といって20本くらいDVDをくださいました(本を買った方にタダで差し上げました)。その中に黒澤明の豪華ブックレット付DVDシリーズの『乱』と『蜘蛛之巣城』がありました。これは高校生の時に見た思い出深い作品です。


しかし、『乱』も『蜘蛛之巣城』も、映像的には印象があるのですが、ストーリーはほとんど覚えていません。「思い出深い」っていいながらほとんど忘れちゃってるという…(苦笑) 本は読んでも内容を忘れるし、映画も見ても忘れるし、思い出を語りたいのに思い出も忘れるし…、どうしたらいいんでしょうね。


ree

結局、忘れたくないことは、メモるしかないですよね…!


実はこの写真、石蔵ブックカフェの常連でもある丁子屋のおばあちゃん(なんと100歳!)が見せてくれた「心の鏡」というメモ帳です。おばあちゃんは女学生の頃に、「本を読んでいて、いい言葉があったら手帖に書き留めなさい」と言われて「心の鏡」というノートをずっと作ってきたのだそうです(すごい!)。乱れのない文字で書かれているところがまたすごいです。こういうノートを作らないといけませんね。大事なことを忘れないように!!


ree

それから今回、尺八奏者の室屋朋子さんが来て演奏してくださいました。これは、事前に予定されていたことですが、内輪のものだったので案内はしていません。室屋さんの尺八は本当にすごい…! 音楽を超えた何かです。室屋さん、わざわざ演奏してくださりありがとうございました。室屋さんは、毎月第1日曜日に「無吹庵」という尺八に触れる会を開催しています。ですが、オープンにはしていないので、ここで詳細をお知らせすることができません。気になる人がいたら私に声を掛けてください。


ところで、今回の石蔵ブックカフェではとんでもないミスをしてしまいました。南日本新聞の「みなみのカレンダー」に、開催日を11月29日(土)と間違った日程で案内を出してしまったのです。掲載されてから気付きました。こんなことあるんですね…トホホ。新聞社に訂正記事を出せないか聞いたら「申込者の側のミスで、もうイベント自体が終わっているので訂正記事は出せません」とのことです。イベント前だったら再度案内をするのは可能だそうです。


新聞を見て何もやっていない時に石蔵に来る人がいたら大変申し訳ないです。すみません! それこそちゃんとメモができてなかったからのミスですね。


次回は、12月27日(土)10:00〜19:00です。年末のせわしない時ですがまた石蔵でお会いしましょう。


【今日の一冊】

千葉雅也『勉強の哲学——来るべきバカのために』

白川静 監修・山本文也 著『神さまがくれた漢字たち』

 
 
 

コメント


場所

【丁子屋 石蔵】

鹿児島県南さつま市

加世田唐仁原6032

次回の営業日

2025年12月27日(土)

10:00~19:00

<毎月第4土曜日開催>

お問い合わせ

ブックスパーチ

books_perch@yahoo.co.jp

南薩の田舎暮らし

shop@nansatsu.shop-pro.jp

当日連絡先

090-5767-9768(クボ)

© 2018 by 南薩の田舎暮らし Proudly created with Wix.com

bottom of page