12月28日(土)、石蔵ブックカフェ開催しました。
が、実は開催から1週間以上経ってからこの記事を書いております。もう新年になってしまいました。というわけで、みなさん明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
ところで、執筆が遅れたのは、私(南薩の田舎暮らし 窪)が石蔵ブックカフェの翌々日から体調がすぐれず、記事の執筆をすっかり忘れていたためです。今年の正月はずいぶん冴えないものでしたが、これからいい年にしたいですね。

さて、気を取り直して年末の石蔵ブックカフェのことを思い出して書いていきましょう。
当日は、大変寒い日でした。しかも、搬入作業(正確には積み込み作業)をする時に、大粒の霰(あられ)が降ってきました(もはや雹と呼んでいい大きさの粒の!)。ただでさえ悪天候の時に搬入をするのは大変なのですが、霰には参りました。こういう出だしだと、「今日はお客さんも来ないだろうな」とネガティブな気持ちになるものです。
ですが、10時くらいからは天気も回復し、思った以上に多くのお客様がご来店されました。今回は南日本新聞の「みなみのカレンダー」にお知らせを出したからでしょうか。初めてご来店された方や久しぶりの方もそれなりに多かったような…?

今回の特集は「くじびき文庫」でした。この写真のように、中身がわからないようにラッピングされた本を、貼り付けられた中の一節を見て選ぶというもの。これは手間がかかる特集だなと思いました。一節を選ぶのも、それを印刷するのも一手間ですもんね。そういう手間を掛けたおかげで(?)、「くじびき文庫」は人気だったみたいです。ちなみに中身は比較的最近の小説またはエッセイだということです。
人気だったので、特集じゃないときにも販売したら良いかもしれない、ということでした。
ところで、最近刊行されたばかりの『みんなの鹿児島クイズ』(燦燦舎)も販売されていました。

これは、福祉施設で働いている著者が、入所者の方と話す中で磨いた(!?)郷土知識に基づいて作ったクイズのようです。私も中を読んでみましたが、柔らかい感じの雰囲気を裏切る難しさ! 子供向けかと思っていたのですが、これはむしろ大人向け。特に「昔はどうだったでしょう?」式のクイズは子供には難しいですね〜。同窓会とかに持っていったら話のネタになるかも? などと思いました。敬老会の余興とかにも使えそう。

さて、次回の石蔵ブックカフェでは2つの催しがあるので告知します。まず一つ目は、ブックスパーチさんが「石蔵でビブリオバトル」というイベントを開催します。
「ビブリオバトル」とは、何人かで本の紹介をして、どの本が読みたくなったかを参加者で投票して勝負するものです。ただ、私はビブリオバトルに参加したことがないので、詳しくは分かりません。
無料ですので、ぜひご参加下さい!(要申込、定員10名)

2つ目は、これは石蔵ブックカフェ内部のイベントではありませんが、同日にアンティークマーケットが別の石蔵で開催されます。これは石蔵ブックカフェの常連さんが、家にあったものを販売したいということで設定されました。コラボイベントですね。
内容は、陶磁器と着物…がメインだったと思います。開催者の方のお家は上等なものがたくさんありそうなので、ガラクタではなくけっこういいものが並ぶ気がします。何もお知らせの媒体がないので詳細不明ですが、確か13:00から開始だったような(あやふやですみません!)。
話は変わりますが、2024年9月から石蔵ブックカフェに出店してくださっているのがインディゴケアの佐藤美菜子さん。これもコラボイベントですね。石蔵ではハンドマッサージをやっています。結構多くの方が施術を受けていますよ。意外なことに男性にも人気です。

そんな佐藤さんが、このたび日本介護美容セラピスト協会の資格を見事取得されたということです。佐藤さんのハンドマッサージは、美容だけじゃなく介護的な意味がある癒しなんです。石蔵にご来店の際は気軽に受けてみて下さいね。
【参考】日本介護美容セラピスト協会

この日は寒い日でしたが、お客様が途切れず来店されて賑わいました。そしてみなさんと「よいお年を!」と言い合いました。本当によい年が来て欲しいと思うばかりです。
次回は2025年1月25日(土)10:00〜19:00です。また石蔵でお会いしましょう。
【今日の一冊】
平川克美『俺に似たひと』
柳瀬尚紀『日本語は天才である』
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