9月28日(土)、石蔵ブックカフェ開催しました。朝晩はずいぶん過ごしやすくなりましたね。まだまだ昼間は暑いですが、初秋の石蔵ブックカフェでした。
ちなみに、私たちも分かっていませんでしたが、当日は午後から丁子屋さんの別の石蔵でコンサートもありました。お琴の演奏と、「うたむじか」さんのライブでした。私(南薩の田舎暮らし 窪)は、ちょうどその時間用事があったので見ていませんが、たくさんのお客さんで賑わったようです。あまり広報していなかったようなのに、どうしてお客さんが来たんだろうと思いましたが、配信を継続的にしていて、固定ファンがたくさんいるんだそうです。見習いたいものです。
今回の特集は「ミステリー」でした。ブックスパーチさんは「ミステリー」と表記していましたが、私は「ミステリ」と短く切りたいタイプです。というのは、最近はこだわっている人がいませんが、例えば「ミステリーサークル」とかUMA、宇宙人ネタといった不思議な現象を「ミステリー」、推理小説のカテゴリーを「ミステリ」とかつては使い分けていましたよね!?
だって「ミステリー特集」じゃ、ミステリーハンター(@世界ふしぎ発見)が出てくるのか、刑事コロンボが出てくるのか、どっちかわかりませんから(笑)。まあ、英単語で書いたら同じですけど…。
そして今回は、コラボイベントとして「かごどく(鹿児島の読書会):ミステリーがテーマ」も開催されました。(一応、「ミステリ好きが集う会」も設定してましたが申込者はゼロでした。)
主宰者のブックスパーチ諏訪田さんを含め4名の参加者でしたが、ミステリは好きな方がたくさんいると思うんですけど、やや少なめ?と思いました。
ところで諏訪田さんにうかがったところ、12月に開催する「かごどく」は『百年の孤独』がテーマだそうですが、それにはなんとすでに15名以上の申し込みがあるとのことです(場所は天文館図書館)。私は『百年の孤独』は若い頃(2004年くらい)に読んでおり、その当時はまだ記憶力がよかったのでちゃんと物語を理解して(←ホントですよ!)、「さすがノーベル文学賞作家!」と感心した記憶があります。
『百年の孤独』読了者よりも、ミステリファンの方が何倍もいると思うのですが、こういうイベントって、母数の大きさじゃないんだよなと今さらながらに思いました。
ちなみに、今回の「ミステリー」特集は、海外ミステリではなく、日本の最近の作品がメインでした(ただし横溝正史はたくさんあった!)。私は、ミステリもそれなりに読んでいますが、なぜか日本のミステリはほとんど読んでいません。宮部みゆき、東野圭吾をそれぞれ5冊ずつくらい読んだだけですね。別に嫌いではないのですが、なぜか読んでいないジャンルです。
ところで、ブックスパーチさんの本棚にとってもカッコイイのがありました。昔の「岩波文庫」の文庫棚です。こういうのすごくいいですよね。私も欲しくなってしまいました。もちろん中身は岩波文庫を入れます(笑)
また今回初めて、インディゴケアの佐藤美菜子さんが石蔵内に出店しました。内容はハンドマッサージです。今回は2つのコラボイベントがあったことになります。
石蔵ブックカフェのお客さんは割と年齢層高めなので、ハンドマッサージを受ける方はいるかなあと心配でしたが、意外と賑わってました。丁子屋の99歳のおばあちゃんも施術を受けたのはびっくり。挑戦する気持ちがすばらしいと思いました。男性の方も受けていたようですね。
手をマッサージしてもらうって、けっこう贅沢なことですよね。次回以降も、佐藤さんとのコラボはありそうですので、ぜひよろしくお願いします。
そしてお知らせです! 次回、石蔵ブックカフェは7周年を迎えます。その記念企画として、当日16:00から、スタッフがそれぞれ「自分の世界を拡げてくれた本」について紹介しますので、よかったらその時間にいらしてください(通常、お客様が少ない時間に設定しています)。なお、その時間に来られなくても、同テーマの「石蔵ブックカフェ通信」を配布します。
また、次回の「○○好きが集う会」のテーマは、思いつきで「コンビニスイーツ」になりました。コンビニ弁当ってあんまり美味しくないイメージですが、コンビニスイーツはレベルが高くて、そこら辺のお菓子やさんより安くて美味しい場合もあるような…。どこのコンビニのアレがうまい、みたいなのを情報交換してください。
**コンビニスイーツ好きが集う会**
10月26日(土)10:30〜12:00@丁子屋石蔵(石蔵ブックカフェ内)
↓申し込みはこちら(3名以上の申し込みで開催決定)【要申込】
それでは、次回は10月26日(土)10:00〜19:00です。また石蔵でお会いしましょう。
【今日の一冊】
西澤保彦『人格移転の殺人』
写真:高見 剛/文:高見乾司『九州の民族仮面』
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