2月22日(土)、石蔵ブックカフェ開催しました。
もう2月も下旬だというのに、すごく寒い朝でした。「10年に一度の寒気」がやってきているということで、今年の冬はとにかく寒い期間が長いです。当日は天気は良かったのですが、風がびゅーびゅーでした。はやく暖かくなってほしい!
さて、今回は10:30~12:00に「ハリー・ポッター好きが集う会」を開催しました。

改めて説明すると、これは石蔵ブックカフェ内のイベントで「〇〇好き」に集まってもらって自由に交流してもらおうというシンプルな企画です。
今回は私(南薩の田舎暮らし 窪)の小6の娘がハリポタの大ファンなのでテーマを「ハリー・ポッター」にしたところ、ブックスパーチの諏訪田さんも含めて5人の参加がありました。杖やローブを持ってきてくれた参加者がいたんですが、こういうグッズがあると一気に雰囲気がハリポタ。特にローブと石蔵の相性はばっちりです。
それから、うちの娘が持ってきた「ハリポタクロスワード」も面白かったみたいです。

これは、静山社が最初に出した単行本(あの大きいやつです)に挟まっていた小冊子ですが、かなりマニアックな内容のクロスワードです。みなさんが力を合わせて解いてました。けっこう盛り上がってました!
ところで、小4の男の子が参加していたのですが、小4なのに漢字をスラスラ読んでいてびっくりしました。ていうか小4であの分厚いハリポタを読めるだけですごいですよね。そういえば、以前ラジオでロバート・ハリスさんが、「奥さんが娘にハリー・ポッターを何度も読み聞かせしていたら、娘は国語が大得意になった」という話をしていました。ハリポタは教育にもいいですね! 自分の娘の場合も、ハリポタは漢字や文章表現なんかを豊かにしてくれていると思います。
ハリポタでなくても、何かにハマると脳が活性化していろんな知識がつきますよね。そして、同じ知識や思いを共有している人としゃべると、もっと脳が活性化すると思いませんか? 「〇〇好きが集う会」では、そんな楽しい時間を作れたらと思っています。ぜひお気軽にお越しください。(※次回のテーマは後日お知らせします。)
さて、今回の特集は「映画」でした。映画パンフレットもけっこうありました。

映画パンフレットには、若い頃あまり興味がありませんでした。それどころか無駄であるとさえ思っていたような気がします。ところが年を取ってみると、まず「この映画を観た」ということの記録(記憶!?)として大事ですし、キャストの確認なんかもできるので、アーカイブとしてすごく重要だと思うようになりました。もっとも、Wikipediaで多くの作品が網羅されるようになってからは、キャストの確認もそれでできるようになりましたけどね…。
そして今回! 昼過ぎに小村さんがご家族(奥様と赤ちゃん)を連れてご来店されました。

一応説明すると、小村さんは、昨年の2月まで共同で石蔵ブックカフェを運営していた「つばめ文庫」店主です。一年ぶりに盟友と再開して、私もほほの筋肉が痛くなるくらいニコニコしてしまいました。本業の柑橘が今年は大不作で、しかも育苗中のかぼちゃの苗が寒波でやられてしまい意気消沈していたところですが、ちょっと元気が出た気がします!
ちなみに、小村さんは現在、出水の「RITA 出水麓(リタ いずみふもと)」という武家屋敷の宿泊施設で副支配人として働いています。このことは出水の自動車学校(!)が作っている記事に書いてありますのでよかったらお読みください。
【参考】森園さとみさん/小村勇一さん「薩摩武士のまちで、心に残る滞在を」 https://lifense.jp/rita_izumifumoto/

それから、同日、別の石蔵では先月に引き続き「アンティークマーケット」が開催されていました(写真を撮るのを忘れてしまいました)。今回は着物とアクセサリーがメインでした。先月は多くのお客様でにぎわっていたようですが、今回は全然人が来ていなかったみたいです。それでもいいものはすぐに売れていました。早い者勝ち! 来月以降も石蔵ブックカフェに合わせて開催するつもりとのことなので、ご来店の際はこちらにも寄ってみてください。
また、南薩の田舎暮らしでは、ブラッドオレンジのコンフィチュールを販売しました。これは今の季節だけの限定商品です。すごく原価が高いのに他のと同じ600円なのでご注目ください。次回の石蔵ブックカフェでも販売すると思います。

次回は3月22日(土)10:00~19:00。また石蔵でお会いしましょう。
【今日の一冊】
ガーデンズシネマ部編『39席の映画館——いつもみんなで映画(ゆめ)をみて』
幸田露伴『五重塔』
Comments