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  • 執筆者の写真南薩の田舎暮らし

猫待屋の消しゴムはんこがスゴい

「石蔵古本市」も3日目が終わり、残すところ12月3日(月)のみとなりました。


実は、私(南薩の田舎暮らし クボ)は、12月1日に行った講演会の準備やなんやらで、これまであまり古本市の方をゆっくり見ていなかったのですが、ようやく今日みてみると、猫待屋さんの消しゴムはんこが目に留まりました。


※猫待屋さんは、古本屋さんとして出店していますが、本業(?)は消しゴムはんこアーティストだということです。


なにこれスゴい!


風神雷神、それとも仁王像、どっちでしょう? いずれにせよ猫。あと釈迦如来っぽい像、しかも猫。半跏思惟像、それも猫。


こんな消しゴムはんこ見たことない!


消しゴムはんこと言えば、どちらかというと「へたうま」的な、「素人だけど味がある」的な、そういうゆるふわなものかと思っていました。でもこれは、造形もしっかりしていて彫りも精緻ですし、何よりデザインが瀟洒で本格的。


その上、これが800円とか900円なんて…!




こっちは後ろ向きの猫。あ、隣は猫じゃないのもありました。猫しかないというわけではなさそうです。


あと、この写真は後ろの方がピンぼけしてしまってよく見えないのですが、唐傘オバケなど妖怪があしらわれています。猫待屋さんの店主さんは、妖怪学にも大変造詣が深いのだそうです。そうした妖怪学の知識が消しゴムはんこのデザインにも活かされています…!




安売りもありました! これは一度使ったもののため値引きされていました。おなじみの桜島や西郷さんの他、なんだかよくわからない妖怪も。この他にも一箱分まだ在庫があるそうです。



一番びっくりしたのがこちら。消しゴムはんこなのに多色刷り〜!? しかもこれ、あの『東海道五十三次』から「蒲原 夜ノ雪」じゃないですか!!


元の作品はこちら。凄い再現度!!!



猫待屋さんは鹿児島を代表する消しゴムはんこアーティストだとは伺っていましたが、まさかこれほどとは…。「消しゴムはんこ界の歌川広重」と呼ぶべきすごいお人です。


最終日12月3日(月)は15:00までです。猫待屋さんは普段はお店を出していないので(開店準備中)、この消しゴムはんこが買える機会は貴重ですよ! お見逃しなく!!


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